

2つのステップで、実感値のあるステップアップをサポート
対話的・主体的で深い学びの教授法として注目されている探究的な学びやプロジェクト型学習を実践するための根幹の考え方が「学習者中心の学び」です。カリキュラム中心の学びと異なり、学習者中心の学びの実践には、生徒への声がけや眼差しなど、先生自身の日々の実践の振り返りからスタートすることが大切です。
ステップ1から2の階段を仲間の先生方とともに登っていくことで、無理のない、自分らしいスタイルで、学習者中心の学びの実践者への旅路を歩んでいくことを目指して本プログラムはつくられました。
ステップ1の目標:学習者中心の学びの実践者に必要なマインドセットや基礎知識を身につけ、学習者への理解や共感を深めることで教育者としてのあり方を振り返ります。社会性と情動の学び(SEL)の重要性を知る機会にもなります。
ステップ2の目標:先生方でチームをつくり、プロジェクト型学習(PBL)を具体的にデザインします。学習者中心の学びの実現に必須となる、仲間と協力するためのあり方とPBLの実行力に磨きをかけます。
プログラム終了後:卒業生間で、学び合いが続くコミュニティメンバーとして学びを継続します。(任意)
「学習者中心」の学びを実感できる、参加型・体験型のオンライン講座
経験学習サイクルなど教育科学のエビデンスに加え、PBLやSELの実践で世界的に知られる米国ハイ・テック・ハイやミレニアム・スクールなどの先端教育現場での実践を踏まえてデザインした、オリジナルのプログラムです。過去3年間で磨き上げたカリキュラムは、変化や成長への手応えを感じていただける内容となっています。
ステップ1では学習者中心の実践を行う教員に必要なマインドセットや基礎知識を身につけ、
ステップ2では仲間と共に、学習者中心の学びをプロトタイピングします。
各回テーマと2023年スケジュール


ステップ1概要

全5回のオンラインワークショップ+終了後の参加者ミーティング(任意)
仲間とともに、学習者への理解や共感を深める
ステップ1では、心理的安全性の高い学びのコミュニティの仲間とともに、教育者としてのあり方を振り返り、深掘りし、あなたらしい学習者中心の学びの場づくりの第一歩を考えるプログラムです。学習者への理解や共感を深めるワークを通じて、現場の児童・生徒や学校の状況を踏まえたプランづくりを、ゲスト、仲間、スタッフ一同で応援します。またステップ1では大人の「社会性と情動の学び(Social Emotional Learning、略してSEL)」も体感し、ステップ2の協働につなげます。
ステップ1運営チーム
思考のきっかけやインスピレーションをくださるゲストの方々、最前線で活躍されている講師の先生方、卒業生として参加してくださるサポーターズ、教育科学や世界の先端事例に詳しいスタッフで、皆さんの挑戦を応援します。
ゲスト

佐野 和之
かえつ有明中・高等学校 副校長

福本 理恵
SPACE 代表取締役
東京大学未来ビジョン研究センター 客員研究員

堀井 章子
白馬インターナショナルスクール 理事
学校法人堀井学園 理事
講師
日出間 真理子(FutureEdu.)
堀井 章子(白馬インターナショナルスクール理事・社会)
金森 千春(芝浦工業大学附属中学高等学校・数学)
佐藤 充恵(ドルトン東京学園中等部・高等部 理科教諭)
田中 理沙(かえつ有明中・高等学校・英語)
安田 明弘(武蔵高等学校中学校・英語)
サポーターズ
栢野 祐介(英数学館中・高等学校 理科・TOK)
黒澤 友美(森村学園初等部 体育)
ステップ2概要

全5回のオンラインワークショップ
学習者中心の学びをフィードバックを得ながらデザインする
ステップ2では、「学習者中心の学び」の一つである「プロジェクト型学習(Project-Based-Learning、略してPBL)」を仲間と協働して計画する一連のプロセスを学びます。形式的ではなく、生徒一人ひとりの深い学びにつながるプロジェクトの実現に必須となる、仲間と協力するためのあり方、効果的なフィードバックのやり取り、そしてPBLをやり抜く力に磨きをかけるプログラムです。また、PBLの導入時における生徒の関心を高めるアクティビティや、評価についても理解を深めます。
ステップ2運営チーム
思考のきっかけやインスピレーションをくださるゲストの方々、最前線で活躍されている講師の先生方、卒業生として参加してくださるサポーターズ、教育科学や世界の先端事例に詳しいスタッフで、皆さんの挑戦を応援します。
ゲスト

井久保 大介
東京都府中市立
府中第六中学校
理科教諭

船木成記
一般社団法人つながりのデザイン代表理事
高知大学客員教授
講師
日出間 真理子(FutureEdu.)
堀井 章子(白馬インターナショナルスクール理事・社会)
金森 千春(芝浦工業大学附属中学高等学校・数学)
佐藤 充恵(ドルトン東京学園中等部・高等部 理科教諭)
田中 理沙(かえつ有明中・高等学校・英語)
安田 明弘(武蔵高等学校中学校・英語)
サポーターズ
蘆田亮介(四條畷学園高等学校)
栢野 祐介(英数学館中・高等学校 理科・TOK)
黒澤 友美(森村学園初等部 体育)
玉木聖一(聖学院中学校高等学校 理科)
詳細プロフィール coming soon…
カリキュラムの2つの柱
アクティブな学びを実現する「コネクト」と「コラボレーション」プログラム
経験学習サイクルを意識してつくられた「コネクト」と「コラボレーション」の2つのプログラムと日々の実践を繰り返しながら、実践にいかせるスキルを仲間と共に学びます。

コネクト:自他とのつながりから成長を描く
学習者中心の教師のあり方を表した「Nine Dots(ナイン・ドッツ)」フレームワークを使い、先駆者であるゲストから刺激をうけ、チームメンバーと共に対話して振り返ることで効果的に自らの実践力に磨き続けます。研修後も自走できる学び方を体得するプログラムです。ステップ1から始まり、ステップ2でも継続します。

コラボレーション:学習者中心の学びに必要な知識、スキル、マインドを仲間と磨く
ステップ1では、学習者中心の学びを体得するために、生徒への理解を深めるワークを行います。ステップ2では、プロジェクト型学習(PBL)をチームメンバーと協働してプロトタイピングします。
学校を越えた仲間とともに、フィードバックし合い、心理的に安全な環境で新しいアイディアにチャレンジするプログラムです。

よくあるご質問

本プログラムは、学習者中心の教育を実践する国内外の先生方とともに、学習者中心の学びに関連するテーマをより深掘りしたい方に向けた短期集中型講座です。
募集中の講座:
現在募集中の講座はありません
過去開催講座:
2022年:
自律的学習者を育む SEL (社会性と情動の学び)とPBL(プロジェクト型学習)実践講座(8/3-5 東京開催) 講師:クリス・バーム氏(米国ミレニアム・スクール元校長)
2021年:
–「自律的学習者を育むPBLとSEL」講師:クリス・バーム氏
–「子どもたちが主体的になれるPBL活動の問いとテーマ」講師:子ども創作舞台演出家むらまつひろこ氏
こんな方にオススメ
・短期集中で、気になるテーマを深掘りしたい教員・教育者の方
・ブリッジラーニングへの参加を検討しているが、まずは短期講座から始めてみたい教員・教育者の方